合格率が格段に上がる添削を受けた問題がここに!
某学院で添削を受けた問題①~④
正しい解答例というのは参考書にも載っていますが、実際にテストを受けて、何が良かったのか、何が良くなかったのかという資料は中々ないと思います。ある意味リアルな資料がここにはあります。
これを見るだけで合格率が格段に上がる添削を受けた問題に違いないと思います。
私の場合は、実際に工事に携わった現場を「鉄筋コンクリート造(RC造)」と「鉄骨造(S造)」の2パターンで決めていました。そして、最近では木造の大型建築も出てきましたが、慣れた方でない限りは木造の記述は避けた方が良いでしょう。無難な点数が取れる確率が高い構造を選ぶというのも試験対策のひとつだと思います。
試験会場で考えるのではなく、自分なりのパターンを最初から決めておくのもポイントのひとつです。
合格率が格段に上がる添削を受けた問題は4つしかありませんが大変参考になる資料です。
合格率が格段に上がる添削を受けた問題①
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1. 飛来落下災害のリスク特定
- 飛来落下災害のリスクが現場でどのように特定されたかを明確に記述します。
- どのような要因(例: 高所作業、強風、資材の取り扱い)により飛来落下が発生する可能性があるか、現場の状況に基づいて説明します。
2. 歩行者の安全確保の重要性
- 現場周辺に歩行者がいる場合のリスクを認識し、その重要性について記述します。
- 特に、工事現場が人通りの多い場所や学校、住宅街に隣接している場合には、その状況を具体的に説明します。
3. 具体的な安全対策
- 飛来落下災害を防止するために講じた具体的な対策を詳細に説明します。
- 例: 高所作業時の落下防止ネットや防護シートの設置、資材の固定、風速計を用いた作業中断基準の設定など。
- 歩行者の通行ルートの変更や安全通路の確保についても具体的に述べます。仮設の歩道橋や通路を設置した場合、その設置方法や安全性の確保についても言及します。
4. コミュニケーションと周知活動
- 歩行者や近隣住民への事前の周知活動について記述します。事前にリスクを説明し、工事期間中の安全確保について周知した内容を具体的に記述します。
- 例: 通行制限の案内看板の設置、広報活動(チラシ配布、自治体との連携など)、警備員の配置による誘導など。
5. 法令やガイドラインの遵守
- 関連法令やガイドラインに基づいた安全対策であることを明記します。特に、労働安全衛生法や道路法、自治体の規制に基づいて対応したことを記述します。
6. 緊急時の対応計画
- 万一、飛来落下事故が発生した場合の緊急対応計画について記述します。
- 応急処置の手順、救急連絡体制、関係機関との連携について具体的に説明します。
7. 安全教育と意識向上
- 作業員や関係者に対する安全教育や意識向上活動について述べます。具体的には、飛来落下災害防止のための定期的なミーティングや訓練、安全指導の内容などです。
- また、歩行者への安全意識を高めるための取り組みについても触れると良いでしょう。
8. 実施後の効果と反省点
- 実施した対策がどのように効果を発揮したか、実際にどのような結果が得られたかを記述します。飛来落下災害や事故が発生しなかったこと、歩行者の安全が確保されたことを具体的に示します。
- さらに、改善すべき点や、次回に向けた反省点についても記述すると、評価につながります。
9. 現場特有の課題と対応
- 現場の特有の条件(例: 狭い道路、通行量の多い場所)に対する対応策を具体的に説明します。特に、標準的な対策に加えて、現場固有の状況に応じた工夫や対応があれば、記述すると効果的です。
10. 継続的な安全確認と見直し
- 対策が実施された後も、継続的な安全確認や見直しが行われたかを記述します。安全対策が計画通りに機能しているか、現場の状況に応じて調整・改善された点について触れます。
これらのポイントを押さえた記述を行うことで、飛来落下災害と歩行者の通行の安全に対する理解と実践力がしっかりと伝わり、検定での評価が向上するでしょう。
【関係参考資料】
合格率が格段に上がる添削を受けた問題②
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1. 仮設物や仮囲いの目的を明確に
- 仮設物や仮囲いの設置目的を明確に記述します。例えば、工事現場の安全確保、第三者への影響防止、騒音や粉塵の防止など、具体的な目的を説明します。
2. 具体的な設置内容
- 設置した仮設物や仮囲いの種類、材質、設置場所、設置範囲などを具体的に記述します。
- どのような設計基準に基づいて選定・設置したのか、また、その選定理由を説明します。
3. 設置に伴う安全管理
- 仮設物や仮囲いを設置する際に実施した安全管理の取り組みを具体的に記述します。
- 設置作業中の安全確保策、作業手順の策定、設置後の定期点検やメンテナンスについて説明します。
4. 法令やガイドラインの遵守
- 関連する法令(例: 労働安全衛生法、建設業法、自治体の規制など)やガイドラインに基づいた設置であることを示します。
- 法令遵守のためにどのような確認や調整を行ったかを説明すると良いでしょう。
5. 近隣住民や通行者への配慮
- 仮設物や仮囲い設置において、近隣住民や通行者への配慮について記述します。
- 例えば、騒音や振動の低減措置、作業時間帯の調整、工事の進捗に応じた仮設物の変更など、具体的な対応を説明します。
6. 設置後の効果と課題
- 仮設物や仮囲いの設置がどのように効果を発揮したかを記述します。たとえば、安全性の向上、周辺環境への影響抑制、作業の効率化など。
- さらに、設置後に気づいた課題や改善点についても触れると良いです。次回のプロジェクトでの改善策を述べることも評価につながります。
7. 現場特有の工夫や対応
- 設置にあたり、現場特有の工夫や対応を具体的に記述します。地形や気象条件、周囲の環境に応じた仮設物の設置方法などが考えられます。
8. コスト管理と資材の選定
- 仮設物や仮囲いにかかるコスト管理や、選定した資材の理由についても説明します。コストを抑えつつ、必要な安全性を確保するための工夫をアピールできます。
9. コミュニケーションと調整
- 設置にあたっての関係者との調整やコミュニケーションについても触れます。特に、周辺住民や行政機関、協力会社との調整が重要です。
10. 作業手順とスケジュール管理
- 仮設物や仮囲いの設置における作業手順やスケジュール管理についても詳細に記述します。設置のタイミングや順序が工事全体に与える影響を考慮した計画が求められます。
これらのポイントを押さえて記述することで、仮設物や仮囲いに関する施工経験が具体的かつ実践的に伝わり、評価につながる内容となります。
【関係参考資料】
合格率が格段に上がる添削を受けた問題③
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鉄骨工事についての記述
1. 工事の概要と目的を明確に
- 工事内容(例: 鉄骨の組み立て、溶接作業、ボルト締め作業など)や工事の目的を明確に記述します。
- 鉄骨工事が建物全体の構造や工事工程にどう関わっているかを説明します。
2. 施工計画と工程管理
- 施工計画(例: 作業手順、工期の設定、必要な資材や機材の手配など)について詳しく記述します。
- 工期を守るための工程管理や、他の工種との調整についても説明します。
3. 品質管理
- 鉄骨工事における品質管理の取り組みを詳細に説明します。具体的には、溶接の検査、ボルト締めの確認、鉄骨の歪みや精度の管理などが含まれます。
- どのような検査方法(超音波検査、目視検査など)を用いたかを記述します。
4. 安全管理
- 安全管理の具体的な対策について記述します。高所作業における墜落防止対策、鉄骨の吊り上げや移動時の安全確保についての取り組みを説明します。
- また、作業員に対する安全教育や訓練の内容にも触れると良いでしょう。
5. 精度管理と誤差の対策
- 鉄骨工事における精度管理や、誤差の発生を防ぐための対策について具体的に説明します。
- 設計図面との整合性確認や、誤差が発生した場合の対応策についても触れます。
6. コスト管理
- 鉄骨工事に関わるコスト管理について説明します。予算内での工事を実施するための工夫や、コストを抑えるための取り組みを具体的に述べます。
コンクリートスラブ工事についての記述
1. 工事の概要と目的を明確に
- コンクリートスラブ工事の概要(例: 型枠設置、配筋、コンクリート打設など)や工事の目的を明確に記述します。
- スラブ工事が構造上果たす役割や、その重要性についても説明します。
2. 施工計画と工程管理
- 施工計画や、各工程(型枠、配筋、コンクリート打設、養生)の管理方法を詳しく記述します。
- 天候や気温に応じたコンクリートの取り扱いや、工程の調整についても触れます。
3. 品質管理
- 品質管理の取り組みを具体的に説明します。たとえば、コンクリートの配合管理、打設時の振動や気泡の排除、適切な養生方法などです。
- コンクリートの強度試験やスラブの厚さ確認など、検査方法についても言及します。
4. 安全管理
- コンクリートスラブ工事における安全管理の対策を記述します。型枠の安定性確保、配筋作業時の転落防止対策、コンクリート打設中の安全確認などが重要です。
- 作業員に対する安全教育や作業手順の徹底についても触れます。
5. 温度管理とひび割れ対策
- コンクリートの温度管理や、打設後のひび割れ防止対策について説明します。特に、季節や天候による温度差がコンクリートに与える影響を考慮した対応を記述します。
- ひび割れ防止のために実施した養生方法や、温度管理の具体的手段(養生シートの使用、散水など)についても触れます。
6. 耐久性と仕上げ
- コンクリートスラブの耐久性を確保するために行った具体的な取り組みや、最終的な仕上げ方法について説明します。
- コンクリート表面の平滑性や強度を保つために実施した方法(表面の仕上げ、コンクリートの硬化確認など)に言及します。
共通の注意点
- 専門用語の適切な使用: 専門的な内容を記述する際は、専門用語を適切に使いながらも、誰にでも分かりやすい文章を心がけます。
- 法令・規格の遵守: 鉄骨工事やコンクリートスラブ工事に関わる法令や規格の遵守についても記述します。これにより、安全性と品質を確保していることを示します。
- 課題と改善策: 実施した工事において発生した課題や、それに対する改善策についても具体的に記述します。
これらのポイントを押さえて記述することで、鉄骨工事やコンクリートスラブ工事における施工経験が具体的かつ信頼性のある内容となり、検定での評価が向上するでしょう。
【関係参考資料】
合格率が格段に上がる添削を受けた問題④
※下記リンクをクリックでファイルが開きます。
溶接の品質管理についての記述
1. 溶接の目的と重要性
- 溶接作業の目的と、その建物や構造物における重要性を明確に記述します。例えば、構造の強度を確保するために溶接がどのように機能するかを説明します。
2. 施工計画と技術者の選定
- 溶接作業の計画や、適切な技術者の選定について記述します。どのような溶接方法(アーク溶接、ガス溶接など)を採用したか、そしてその選定理由について説明します。
- 資格を持った熟練溶接工の配置や、作業の事前準備についても触れると良いでしょう。
3. 溶接条件の管理
- 溶接条件(例: 電流値、電圧、溶接速度など)の管理方法を具体的に説明します。
- 使用する材料の性質に応じた条件設定や、その条件を確実に守るためのチェック方法について記述します。
4. 品質検査と検査方法
- 溶接部の品質を確保するために行った検査方法について説明します。具体的には、外観検査、超音波探傷試験、X線検査などの非破壊検査の実施方法や基準について述べます。
- また、溶接部の強度試験や、溶接後の目視検査による不具合の確認方法についても触れます。
5. 溶接不良への対応
- 溶接中や検査で発見された不良箇所への対応について記述します。具体的には、不良溶接部の補修方法や、再溶接の手順、再検査の実施などです。
- 不良が発生しないようにするための予防策や、溶接環境の改善についても説明します。
6. 溶接作業の記録
- 溶接作業における記録管理の重要性について述べます。どの溶接箇所でどのような作業が行われたかを記録し、後の品質管理や検査に活用したかを記述します。
コンクリートの品質管理についての記述
1. コンクリートの目的と重要性
- コンクリートの打設が建物の構造や耐久性にどのように寄与するか、その重要性について記述します。
2. コンクリートの配合設計
- コンクリートの配合設計について具体的に説明します。使用するセメント、水、砂利、骨材の割合や、必要な強度を得るための配合をどのように決定したかを述べます。
- 配合がどのように工事の品質に影響を与えるかも説明すると良いでしょう。
3. 打設時の温度管理と養生
- コンクリートの品質に大きく影響を与える打設時の温度管理について記述します。特に、季節や気象条件に応じた対応(冷却材の使用、打設時間の調整など)について説明します。
- 打設後の養生方法についても触れ、コンクリートのひび割れ防止や強度確保のための具体的な取り組みを記述します。
4. コンクリートの強度試験と品質検査
- コンクリートの強度試験(例: 圧縮強度試験)や、品質検査の方法を具体的に説明します。例えば、スランプ試験、空気量試験、塩化物含有量の測定などです。
- これらの検査が施工中にどのように行われ、品質管理にどのように役立ったかを説明します。
5. 打設中の作業管理
- コンクリート打設中の作業管理について記述します。具体的には、振動機の使用による気泡の排除、打設スピードの管理、打設高さの制限などです。
- コンクリートの均一性と密度を確保するための取り組みを説明します。
6. 施工後の確認と検証
- コンクリートが打設され、養生が終了した後の確認作業や検証作業について述べます。表面の仕上げ状態、ひび割れの有無、強度の確認などを具体的に記述します。
共通の注意点
- 法令や規格の遵守: 溶接およびコンクリートに関わる法令や規格に基づいた管理を行っていることを記述します。これにより、施工の信頼性を示すことができます。
- 現場特有の課題: 現場の条件に応じた課題と対応について具体的に記述します。例えば、溶接作業が難しい場所や、コンクリート打設が難しい環境での工夫について述べます。
- トラブル対応と改善策: 実際に発生したトラブルや、それに対する対応策、さらに次回以降の改善策について記述します。これにより、経験に基づく実践力を示すことができます。
これらのポイントを踏まえて記述を行うことで、溶接やコンクリートの品質管理における施工経験が具体的かつ実践的に伝わり、評価が高まる内容となります。
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